本に住み着く虫の正体は?
しばらく開いていない本を読んでいたら小さい何かが動いているのが見えました。
よく見るとそれはゴミか?それとも生き物か?
初めてこの虫に出会ったときはかなりビビりましたが、この虫についてこの記事ではお伝えしていきますね。
生態や駆除方法などこの本が好きな虫はどういう名前なのかをまとめていきます。
目次
本を開いたら小さな虫がうごめくその正体は?
本の中に生息するこの虫は何という名前なんでしょうか?
気になって色々調べてみると、似たような小さな虫が3種類ほどいることがわかりました。
小さくて見逃してしまいそうな3種類の虫の名前は以下のとおりです。
紙魚という虫について
本を食べる虫として昔から有名な虫のようです。体長は1センチほどで平らな容姿です。
3本の長い尾と触角が特徴です。
魚のように動くその素早い動きは苦手な人も多いはずです。
寿命は約8年ほどの長寿ですね。
茶立虫の生体をお伝えします。
肌色や茶褐色の色の外見と体長が1ミリから2ミリほどの小さいのでダニかなと思うほどの虫です。
湿度が高い場所を好むこの虫はカビやホコリを手足としているために、不潔な場所に現れることでこの虫がでている方は掃除をしていきましょう。
死番虫について
本も食べる虫ですが、食品や建材を食べる害虫として有名な虫のようです。
本を食べる虫よりもちょっと質が悪いです。
さらに、本を掘るようにたべるため、被害は大きいですよね。
以上の三種類の虫がいますが、いずれも人体には悪影響を及ぼすような噛み付いたり毒があるような生き物ではないようですね。
ただその見た目の悪さや大量に繁殖してしまう可能性から、見つけたら早めに駆除をすることをおすすめします。
特に、死番虫は小麦や穀物を食べてしまうために大量に発生する前に除去するが必須ですね。
チャタテムシの駆除は?実際にやった駆除方法とは?
実際に遭遇した虫は茶立虫です。
本を大量に所持している私は、特に掃除を怠っているわけではありませんが、ある時本にうごめいていた茶立虫を発見しました。
最初はゾッとしましたが今はなれてしまい、見つけ次第手で潰しています。
ただ、あまりにも増えてしまうと気持ちが悪いので、駆除をする必要があります。
個人的に試した方法と一番効果があった方法をお伝えしていきますね。
最初にやったことはアルコール消毒です。
本棚を掃除して仕上げに棚をアルコール消毒しましたが、結果として効果はありませんでした。
次に本を太陽光で乾燥させて風通しの良い場所で換気をしました。
更に、当時は茶立虫に効果的な駆除方法がわからなかったし、どんな生き物なのかもわからずダニだと思いこんでダニ用のスプレーを本に吹きかけました。
しかし、本が薬剤臭くなるだけで、茶立虫の増殖を止めることは出来ませんでした。
最後にバルサンで決着がつく
最後は部屋中を一斉に駆除しなければ効果が無いと思いました。
そこで煙で室内を全部本も含めて、バルサンで駆除しました。
結果は効果抜群でした。
ちょっと煙が多すぎて床がヌルヌルするくらいの薬剤がありましたが、茶立虫がでてこないと思うだけでも良かったと思います。
ただ、バルサンを選び間違うと後で掃除が大変ですから、しっかりと種類を選んで購入してください。
食品に住み着く虫は早めに駆除しよう
死番虫はここまで紹介した中で最強の虫でしょうね。
本を食いつぶすし、穀物まで食い散らかしてしまうのでたちが悪いですよね。
小麦などパスタなど、密閉された場所での保管はもちろんですが、室温に出しておかないように冷蔵庫で保管をしたほうが死番虫に襲われなくて住むようですね。
一度死番虫がついてしまうとその食品は廃棄しなければなりませんので、食品の管理は厳重にされたほうが良いですね。
人体に影響は?アレルギーは起こる?
ここまで紹介してきた虫は、人を噛むこともしないし、毒を持っているわけではありません。
ただ、ダニと同じような小ささですから、人間が吸い込んでしまったり、誤って食べてしまう可能性もありますよね。
数匹ぐらいならばそれほど害になるようなことも無いと思いますが、ハウスダストというアレルギーもあるくらいですから、アレルギー反応が無いとも言い切れないですよね。
大量に発生するまで気づかずにあまりにも大量に吸い込んだりする場合は、可能性があります。
つまりは、以上に紹介してきた虫を発見した場合は、まず駆除をすることをおすすめします。
個人的に一番効果があった、バルサン系の煙で駆除する薬剤は時間をおいて2回ほど行うことが良いですね。
1回では駆除しきれない可能性があるので、完璧に駆除したい場合は、3回も視野に入れておくことですね。
どちらにしても小さくてわけがわからない虫がいると言うだけで背筋が凍ります。
なんだかムズムズしてくるし、いやだなー
まとめ
この記事では、本に生息する虫の正体をまとめていきました。
害虫は見た目が嫌ですけど、本を食べる虫はかなり興味深いですね。