中身が入ったスプレー缶は処分に困る!
スプレー缶の捨て方は自治体によっては多少差があるが、捨て方自体はわかる方は多いのですが、種類や危険性の高いスプレー缶の中身を使い切るのは難しい場合もありますよね。
例えば20年ぐらい前の塗料のスプレー缶や、人体に害のありそうな殺虫剤の半端な残量をどうやって捨てたら良いのかわからない方の方が多いのではないでしょうか?
近年スプレー缶の中身を廃棄するために100本以上のスプレー缶を処分している最中に爆発事故が起こるということもありますので、スプレー缶の処分方法はかなり気をつけなければ行けないですよね。
この記事では、例外的なスプレー缶の処分方法や、フロンガスなど人体や環境に優しくない物質の処分方法などをまとめていきますね。
目次
スプレー缶の処分方法や穴の空け方?
まずは、基本的なスプレー缶の処分方法についてまとめていきますね。
全国の自治体によっては多少スプレー缶の処分方法は異なりますが全国共通の処分方法としては「中身を使い切る」というのは決められていることのようです。
ただ、その後の処分方法として自治体で異なっているのはスプレー缶に穴を開けるのかどうかは各都道府県では違いがあるようですね。
私が住んでいる地域では必ず中身は使い切ることと、使用後は缶に穴を開けることは決められていました。
100円ショップなどでスプレー缶に穴をあける道具も販売されているために、比較的簡単に穴を空けられます。
初めて缶に穴を開けるときは結構ビビりましたが、今となっては簡単な作業です。
スプレー缶が使い切れれば良いのですが、必ずしも使い切れない製品がありますよね。
例えば、車の塗装に使用する塗料スプレーや、コンクリートなどが入ったスプレー缶、昔使用していたヘアスプレーなど、各家庭には使い切ることは出来ないし、捨て方がわからないのでどうして良いのかわからずにそのまま放置されているスプレー缶が多いのが現状のようですね。
しかも最近では当たり前になりましたが、フロンガスの使用したスプレー缶は20年前なら当たり前の様に販売されていました。
その当時に購入したフロンガスが入ったスプレー缶はどうやって処分したら良いのかわからないですよね。
そこで塗料スプレーやフロンが入ったスプレー缶などの処分方法をまとめていきますね。
使い切れない塗料や殺虫剤はどうやって処分する?
スプレー缶の処分方法は基本的には「使い切る」ことがルールとなっています。
しかし、使い切れないスプレー商品も当然ながらあるわけですよね。
そういった場合の処分方法は一体どうすれば良いのかをまとめていきますね。
まず大きく分けると処分に困っているスプレー缶の種類は3つあります。
・人体に害は無いが使い切れないスプレー
・産業廃棄物レベルのスプレー
・フロンなど環境に悪影響を起こすスプレー
まずは一つずつ説明していきますね。
人体に害は無いが使い切れないスプレーの処分方法
人体に害は無いけど使い切れないスプレーの代表としては「ヘアスプレー」や「デオドラントスプレー」などの商品が思い浮かびます。
塗料用のスプレーなど、殺虫剤なども毒性はあるものの直接吸い込まなければ害はそれほど無いものもこれに含まれることにしますね。
もう使用しないデオドラントスプレーや、ヘアスプレーなどは外に撒き散らすのも抵抗がありますよね。
このような害は少ないものの、使い切れないスプレーの処分方法としては、吸収性の高い紙などを用意して、大きめの袋の中で噴射して使い切るという方法が妥当な処分方法と言われています。
直接空気中に撒き散らすことはしないで、密閉率がそれなりにある袋の中で、新聞紙や必要のない紙などに直接噴射をすることでスプレーの中身を使い切ることが出来ます。
その上で自治体の処分方法に従って処分をしてください。
産業廃棄物レベルのスプレーの処分方法
産業廃棄物レベルのスプレーといえば、住宅のコンクリートのヒビ割れを補修するコンクリート剤などが思いつきますね。
さらに、使用期限が過ぎてしまったスプレー缶や、ガスが入っているスプレー缶などは処分に困りますよね。
ガスコンロに使用されるスプレー缶などは空気中に放出しても良いのかも疑問を感じてしまうのですが、判断に困るような捨て方が難しいスプレー缶などは、販売者や各自治体の相談窓口に問い合わせるのが一番妥当な方法だと思います。
使用期限が切れてしまったものというのは結構使い切ることや穴を開けることに抵抗を感じますよね。
フロンなど環境に悪影響を起こすスプレーの処分方法
今から20年ぐらい前は、フロンガスという環境に悪影響を与えるガスが使用されていました。
もうすでにフロンガスを使用しているスプレー缶の販売は禁止されていますし、販売もされていない状況です。
しかし、販売はされていなくても、当時購入したスプレー缶が未だに使い切られることなく家の倉庫に眠らせている方も多いと思います。
私の家でも20年前のスプレーはゴロゴロありました。
人体に害は無いものでも、20年以上経過しているスプレー缶を噴射させることも結構勇気がいりますよね。
しかもフロンガスを放出するということは、法律に触れてしまうんじゃないかと思うくらい罪なことと感じますよね。
このケースの場合の様にフロンなどの環境に影響を与えるものも先程の同じ様に、メーカーに問い合わせて対応をするのが良いみたいですね。
個人ではどうしようもない問題ですから、自治体の相談窓口でも、メーカーでも相談できるところは全部やってみたほうが良いですね。
フロンガスや年数が経過したスプレー缶の処分は気をつけよう!
スプレー缶の処分で気をつけなければならないことがもう一つあります。
それは引火性の強いスプレー缶の処分のときには静電気を起こさないようjにしましょう。
引火性の高いスプレー缶を処分している最終に爆発が起こるケースも有りました。
服装や、ガスを吸わないようにマスクを装着するなど、しっかりと万全な状態で取り組むことが必須です。
しかも、近隣に影響が及ばないように、風が強い日は避けて、室内のような閉鎖された場所で十分に換気ができる場所で作業をするようにしましょう。
気分の悪い体調のときは遠慮するようにしましょうね。
まとめ
この記事では、スプレー缶の処分方法や、処分がむずかしいケースなどの対応策をまとめていきました。
以上の事をお伝えしました。
処分のときは十分に気をつけて行うようにしましょう。